InstagramかYouTubeかの前に、何を説明するか
外観の色や素材を見てもらいたいのか、収納の使い方を伝えたいのか、間取りを選んだ理由まで説明したいのか。一つの投稿で答える疑問を決めると、必要な写真や撮影が見えてきます。
Instagramにもリールという動画形式があり、YouTubeにもショートがあります。「インスタは写真、YouTubeは長い動画」と決めず、説明に合う形式を選びます。写真に文章や図を添えて答えられるなら、それも候補です。
PLOT WITHでは、投稿で伝える内容と、社内で用意できる材料を照らし合わせる進め方を提案しています。以下は着手順を考える資料で、媒体ごとの集客効果を順位付けしたものではありません。
問い・素材・確認の負担から、最初の投稿を選ぶ
自社の状況に近い行から、試作する内容を選んでください。写真がある場合も、選定・説明文・公開確認の仕事は残ります。動画では、編集に加えて、撮影日程と説明内容の確認も見込みます。
表は左右にスクロールできます。
| 答えたい疑問 | 使う素材・説明 | 確認する仕事 | 最初の試作案 |
|---|---|---|---|
| どんな外観や内装をつくる会社? | 公開できる施工写真と見どころ | 写真の使用範囲、物件の説明 | Instagramの写真投稿 |
| 収納の扉を開くと、どう使える? | 一つの動作を映す短い動画 | 撮影できる場所、映す範囲 | リール、またはYouTubeショート |
| なぜこの間取りを選んだ? | 空間や図を見せながら理由を説明 | 説明の根拠、出演時間、編集後の確認 | YouTubeの説明動画 |
| 題材や説明する人が決まらない | 手元の写真と、担当者に聞く質問 | 公開可能な材料と確認者の有無 | 投稿前に素材と担当を整理 |
リールとショートの両方へ出す場合も、それぞれの画面で文字や案内の見え方を確認します。同じ素材を使う場合でも、投稿先に合わせた調整の時間は見込んでおきましょう。
一つの施工事例から、違う説明をつくる
玄関収納を紹介する架空の企画で考えてみます。写真投稿なら、玄関の全景、収納内部、荷物を置く場所を選び、写っているものを短く説明します。色や配置を知りたい人には、この組み合わせが候補になります。
「帰宅した後、上着と鞄をどこへ置くか」を見せたいなら、扉を開けて荷物をしまう動作を短い動画にする。「なぜ別の配置にしなかったか」まで答えるなら、設計者が図や現場を見せながら、選んだ理由と前提を説明する構成です。
三つを全部作る必要はありません。最初に決めた疑問への答えが足りる形式を選びます。説明動画を短く切り出すときも、条件が抜けて意味が変わらないか確認してください。この企画は説明方法の例で、実際の顧客の暮らしや投稿の成果を紹介したものではありません。
支援チャンネルの公開動画を見てみる
PLOT WITHの支援チャンネル、平松建築様の「職人社長の家づくり工務店」では、ルームツアーを公開しています。動画をYouTubeで見る際は、自社ならどの場所を見せ、誰が説明できるかを考えてみてください。
上の収納の架空例とは別の動画です。Instagramとの効果比較や、問い合わせ増加の根拠としての掲載ではありません。平松建築様の支援事例で、当社の支援内容も確認できます。
どちらからでも、自社の詳しい情報へ進めるようにする
Instagramから必ずYouTubeへ移ってもらう形にせず、それぞれの投稿から、内容に合う施工事例や受付中の見学案内へ進めるようにします。案内先には、対応地域と申し込み後の流れを載せておきます。
投稿形式によって使える案内方法は異なるため、公開されたスマートフォンの画面で実際にたどって確認してください。YouTubeのリンク条件と予約までの準備は、集客の導線設計・計測ガイドにまとめています。
投稿への反応と、地域のお客様の相談を分ける
YouTubeは、視聴・検索履歴や利用者の反応などを使い、おすすめを個人に合わせると説明しています。Metaの公式説明でも、Instagramの表示に複数の情報を用いる考え方が示されています。
投稿先を選ぶだけで施工エリアの人に届くとは考えず、対応地域を明記します。再生や表示、サイトへの訪問、実際に届いた相談は別に記録し、媒体の異なる数字をそのまま比べて勝ち負けを決めないようにしましょう。
最初の試作で、説明と制作の負担を確かめる
まだSNSを始めていない会社も、既存の発信にYouTubeを加えたい会社も、最初は一つの題材で作業を確かめられます。次の表は、社内で試作を決めるときの条件例です。
表は左右にスクロールできます。
| 今ある条件 | 先に作るもの | 足りなければ準備するもの |
|---|---|---|
| 公開可能な写真と説明の確認者がいる | 写真と文章で一つの疑問に答える投稿 | 物件情報、使用範囲の確認 |
| 撮影場所と一つの動作を見せる人がいる | 動きを見せる短い動画 | 撮影日、撮る動作、公開前の確認者 |
| 理由や比較条件を説明する人がいる | 一つの疑問に答える説明動画 | 図や実物、出演時間、内容の確認日 |
試作後は、写真選び、撮影、編集、確認に実際にかかった時間と、説明しきれなかった疑問を残します。撮影していない社内の人に見せ、「どんな家で、何を説明している投稿だと思うか」を聞く方法もあります。社内確認は制作の点検として使い、お客様の反応は公開後に別に確かめます。
撮影体制が必要ならYouTube開始前の準備、外注を含めて考えるなら費用と依頼範囲の比較へ。住宅会社向けの支援内容と公開実績もご覧いただけます。どこから任せるか迷ったら、今ある写真や発信状況を相談フォームからお聞かせください。
